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デビュー作なのにディスコクイーンの貫録あり!Saucy Lady『DIVERSIFY』 [音楽]

ボストンで活躍する日本人プロデューサーmonologが『17 Living Souls』で、日本人がブラックミュージックをやることに対するコンプレックスのような潜在意識を見事に打ち砕いてくれたことを、2013年12月に書いたのですが、今回はそのmonologがプロデュースを務めたSaucy Lady(ソーシィー・レディー)『DIVERSIFY』をご紹介します。海外版は2011年にリリースされていたようですが、2014年6月、新たなリミックス楽曲等を加えてついに日本版がリリースとなりました。
発売すぐに聴いて書ければ一番良かったのですが、2ヶ月くらい経ってようやく購入して聴けました。遅くなってごめんね。

Saucy Ladyは神奈川県出身で、monologと同じボストンを拠点に活動する女性シンガー。彼女の詳しいプロフィールや『DIVERSIFY』に対する思いや収録曲の解説はbmrにインタビュー記事が出ているのでそちらをご覧いただければと思います。

この『DIVERSIFY』、ひと言で申し上げれば、「ディスコ好きなら間違いないから買うべき」です。monologはもとよりプリンス・ポール(初期デ・ラ・ソウルのプロデューサー)からJ・ゾーン、スラッカー・ザ・ビートチャイルドら豪華な制作陣の参加でトラックのクオリティはマジで半端ない出来。

構成は全曲を通してディスコがベースになっていますが、楽曲それぞれの性格は『DIVERSIFY』の名の通り多様性そのもの。ストレートなディスコソングだったり、ヒップホップやファンク、tr.10「Gentle Rain」のようなボサノバだったり。で、そんな性格バラバラのトラックをSaucy Ladyは見事に乗りこなしてくれています。そのスキルの高さもそうですが、それ以上に「次回も何か仕掛けてくれるにちがいない」という期待感を抱かせてくれるアルバムです。

仕掛けてるといえば、tr.4「Beantown Boogie featuring Wasted Talent - Paul Foley and Nabo Rawk」が個人的には一番やらかしてくれてます。後半に意表をついて飛び出す日本語ラップ。EAST END×YURI的オールドスクール風、ちょっとイタない掛け合いは必聴です。

tr.4「Beantown Boogie featuring Wasted Talent - Paul Foley and Nabo Rawk」の日本語ラップ部分がyoutubeにありました!


カッコいい直球ディスコソング。tr.2「Touch It 」。MVはコスプレ?を披露!



今回紹介のSaucy Lady『DIVERSIFY』はこちら!CDでもMP3でもどうぞ!!



こちらは2011年リリースの海外版。リミックス楽曲などの日本版ボーナストラックは未収録。


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